沖縄タイムス、HPで当選確実を掲載ミス 共同通信との集計に誤り
16日投開票の沖縄県議選を巡り、沖縄タイムス社が同日夜、那覇市・南部離島区で落選した喜屋武幸容(きゃんゆきひろ)氏について当選確実とする速報記事を自社ウェブサイトに掲載した。同社は17日朝刊で「おわび」を掲載した。 【図解】今回の沖縄県議選で勢力図はどう変わった? 同社によると、共同通信社などとともに集計していた得票数に誤りがあったためで、記事は16日午後10時50分ごろから約1時間20分にわたって掲載していた。沖縄タイムス社の宮城栄作編集局長は「今後、このようなことがないよう再発防止に努める」とのコメントを出した。 これに関連し、共同通信社も17日、「沖縄県議選報道で誤り」と題した記事を配信。「独自に各候補の得票数を取材して選挙システムで集計していたが、システムの操作に手違いがあり、誤った得票数が表示された」とし、「あってはならないミスで、深くおわびします」とする高橋直人編集局長のコメントを出した。【遠藤孝康】