あいまいな問題は小さく分けて考えよう!課題解決がうまくなる「分解思考術」
大きな目標は分解して、達成の手順も考えよう
「売上を上げたい」という課題に対し、悩み続ける人はただ「売上を上げたい」と漠然と考えてしまうのに対し、分解思考のできる人は、「売りたい相手と売り方を仕分けし、どこに改善点があるかを分析しよう」などと、やるべきことを見極めることができます。 「よりよい選択肢を選んで、効率的に価値の高い仕事をするのか」「頑張り続けて、目の前のことから抜けられなくなるのか」。 この差は、「分解して大切なことに取り組むクセがあるか否か」だけです。 (『小さく分けて考える 「悩む時間」と「無駄な頑張り」を80%減らす分解思考』13ページ) 本書では「今期の売上を2倍にせよ」という目標を実現されるための「分解思考」を、さまざまな手法で紹介しているほか、以下のようなケーススタディも紹介しています。 以下のように話を振られた場合、自分だったらどのように考えるかを想像してみてください。まず何から考えますか? ●「今期の売上が目標を下回っているから、あと1カ月でなんとかしてくれる?」(上司より) ●「単価は上げられないので、なんとか購入数を増やそう。どうする?」(eコマースのリーダーより) ●「目標を達成するためのスケジュールを考えよう」(eコマースのリーダーより) ●「たくさんやることがあって優先順位がつけられません。どうすれば?」(新入社員の後輩より) ●サイトのリニューアルを考えたいのだけど、どのお客さんを大事にしようか」(eコマースのリーダーより) いつもだったら「どうしようどうしよう」と悩むばかりで解決に近づけないという人も、「あと1カ月をどう生かすか」「単価は上げられないけど、できることは」「何を優先順位すべきは…」などと、小さく考えることで目標達成へと進めるのではないでしょうか。 ──2023年3月18日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 Source: SB Creative
ライフハッカー・ジャパン編集部