76歳で「年金300万円」です。“後期高齢者医療制度”の保険料が「約18万円」天引きされているのですが、24年度の保険料値上げの対象になるのでしょうか?
年金収入が少ない場合には、後期高齢者保険料は軽くなる?
年金収入や給与所得などを合計した総所得金額が一定金額よりも少ない世帯では、保険料が2割から7割軽減されます。東京都では、基準が図表1のように定められています。 図表1
東京都後期高齢者医療広域連合 均等割額軽減基準表を基に作成 例えば、年金収入79万円だと均等割4万7300円が70%軽減されて1万4190円、所得割が0円で保険料は1万4190円です。
まとめ
後期高齢者医療制度の保険料は都道府県ごとに異なり、毎年8月ごろまでに1年間の保険料通知と保険証が届きます。保険料の全国平均金額は24年度と25年度ともに上昇しているので、自分が住んでいる地域の保険料を確認しましょう。 出典 厚生労働省 国民健康保険の保険料・保険税について 厚生労働省 後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について 東京都後期高齢者医療広域連合 保険料の決め方・賦課 東京都後期高齢者医療広域連合 後期高齢者医療制度 保険料計算例(令和6年度) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部