ラグビー 埼玉、王座奪還へ横浜との準決勝! 堀江&内田のラストシーズンに「いい花道を用意したい」
ラグビー・リーグワンのプレーオフ(PO)準決勝は18日、東京・秩父宮ラグ ビー場で埼玉(旧パナソニック)―横浜(旧キヤノン)戦を迎える。16日は両チームの登録メンバーが発表され、今季限りでの現役引退を表明しているフッカー堀江翔太は、控えでベンチ入り。この日埼玉・熊谷市のグラウンドで練習後、取材に応じ「プレッシャーはかかると思う。プレッシャーの中、どれだけ自分の仕事を全うできるか」と表情を引き締めた。 PO決勝は東京・国立競技場で開催。そのため、準決勝は勝てば堀江にとって秩父宮でのラストマッチとなる。帝京大1年からプレーしていた当時を「電車で行っていましたね。終わったら、大先輩と一緒のシャワー(室)で。気まずかった。対戦相手で見たことがあるな、って言う人もいて」と回顧。前身のトップリーグ、サンウルブズなどでも戦った聖地。堀江は「いつも通りのプレーがしたい。チームに貢献する。もし、どこかでチャンスがあれば目立つこともしたいと思う」と、気持ちを高めた。 今季は元日本代表SHの内田啓介も、シーズン後の引退を発表済み。フッカー坂手淳史主将は、大学の先輩でもある堀江との時間を「ここ(埼玉)を選択した事は、自分の財産」と語り「いい花道を、2人に用意したい」と熱い胸の内を明かした。「頑張って欲しいですよね、周りが(笑い)。僕も頑張るけど、周りが奮闘して」と笑顔の堀江。後半から出場しチームを鼓舞する“ラスボス”として、勝利に貢献する。
報知新聞社