清原和博氏、黄金期の西武は「守備は本当に厳しかった」森祇晶監督、辻発彦氏の指導で名手に成長
NPB通算525本塁打を放った清原和博氏(57)が3日、BSフジ「プロ野球レジェン堂」に出演し、西武時代の森祇晶監督(87)の厳しさを明かした。 森監督は86年から94年まで西武を指揮。5連覇を含む8度のリーグ優勝で黄金期を築いた。85年ドラフト1位の清原氏は、1年目からスタメン起用され、中心選手へ成長した。 清原氏はゴールデングラブ賞を西武の一塁手で5度受賞。森監督について「本当に厳しかったですね。サインプレーであったり、守備は本当に厳しかったです。0点で抑えれば負けないっていう感じでしたから、森監督も『ファインプレーはいらない、当たり前のプレーを当たり前にしてくれ』っていう風に。それが一番難しいんですけど」と語った。 当時の西武の二塁手は名手の辻発彦氏(66=元西武監督)だった。清原氏は「辻さんに声をかけて頂いて。『一緒に来い。一緒にノック受けるぞ』って。それで1球1球『今のはダメ』って指導して頂いて。一塁の守備が上達した」と、守備力向上のエピソードを明かした。