丸山隆平、舞台「浪人街」で主演!「精神と身体作りをして武士らしさを」共演に玄理・板尾創路ら
丸山隆平が主演を務める「舞台『浪人街』」が、来年2月から4月にかけて東京・愛知・京都で上演される。 【写真】舞台「浪人街」の出演者。 「浪人街」は、山上伊太郎が書き下ろし、1928年にマキノ正博の監督で制作された「浪人街 第一話 美しき獲物」から始まるサイレント映画シリーズ。のちに4つのリメイク映画が制作され、舞台化もされた。 今回の舞台化では、同作に新たな視点を加えたエンタテインメント時代劇が立ち上げられる。丸山が新顔の浪人・荒牧源内を演じるほか、お新役の玄理、赤牛弥五右衛門役の入野自由、おぶん役の藤野涼子、母衣権兵衛役の入江甚儀、藤兵衛役の佐藤誓、小幡七郎右衛門役の矢柴俊博、小幡伝太夫役の神保悟志、土居孫左衛門役の板尾創路が出演する。 丸山は「出演のお話をいただいた時、久しぶりの時代劇、さらに舞台ということでとても嬉しかったです」と喜びを語り、「まず目指すところとしては、佇まいから説得力を出すこと。背景のあるお役なので、それに基づいた精神と身体作りをして武士らしさを出していきたいです」と目標を語った。 公演は2月20日から3月16日まで東京・新橋演舞場、21日から28日まで愛知・御園座、4月2日から10日まで京都・南座で行われる。チケットの一般販売は12月22日10:00にスタート。 ■ 丸山隆平コメント 出演のお話をいただいた時、久しぶりの時代劇、さらに舞台ということでとても嬉しかったです。 これまで映画や舞台など様々な「浪人街」がありますが、今回はまた新たなストーリーになるということで、さらにブラッシュアップして作り上げていけたらと思っています。まず目指すところとしては、佇まいから説得力を出すこと。背景のあるお役なので、それに基づいた精神と身体作りをして武士らしさを出していきたいです。 今回、「浪人街」という不朽の名作を舞台という形でお届けできることは、僕としても幸福なことだと感じています。お客様には、不器用な浪人たちが舞台の上で一生懸命生きている姿を目の当たりにしていただき、これまで経験したことのない人生を感じていただけたら嬉しいです。 ■ 玄理コメント 海外作品が続く中で、日本を深く感じられる作品が出来たらと思っていた時に頂いたオファーでした。 大切にしまっていたお着物の稽古着を取り出した時、立ち昇った匂いに胸がきゅっとしました。 数々の素晴らしい先輩方が演じてきたお新。 どんな新しい浪人街が描かれるのか今から私も楽しみでなりません。 幕末のアウトロー物語「浪人街」ぜひ見に来てください。 ■ 板尾創路コメント この度、浪人街の舞台に参加できる事を大変嬉しく思っています。 映画版の浪人街は二度と作れない名画だと思います。舞台版としての名作を皆様の心に残せるよう一心不乱に取り組ませていただきます。 そして若い世代に時代劇を伝え繋いでいけるよう頑張ります。 ■ 舞台「浪人街」 2025年2月20日(木)~2025年3月16日(日) 東京都 新橋演舞場 2025年3月21日(金)~2025年3月28日(金) 愛知県 御園座 2025年4月2日(水)~2025年4月10日(木) 京都府 南座 □ スタッフ 原作:山上伊太郎 □ 出演 荒牧源内:丸山隆平 お新:玄理 赤牛弥五右衛門:入野自由 おぶん:藤野涼子 母衣権兵衛:入江甚儀 藤兵衛:佐藤誓 小幡七郎右衛門:矢柴俊博 小幡伝太夫:神保悟志 土居孫左衛門:板尾創路 ※初出時より本文を変更しました。