エンブラエル、アフリカの匿名顧客からA-29受注
エンブラエルは、アフリカの匿名顧客が軽攻撃・練習機A-29「スーパーツカノ(スーパートゥカーノ)」を4機発注したと現地時間2024年12月31日に発表した。国境監視や情報収集、監視および偵察(ISR)、近接航空支援、対反乱作戦、高度な飛行訓練など、幅広い任務をへの投入を計画しており、アフリカ大陸で6番目の運用者となる見通し。 【写真】A-29で運用できる兵器類 A-29は多目的機で、武装偵察、近接航空支援、軽攻撃、先進的な訓練任務など、単一プラットフォームで多くの任務に対応できるため、航空機の可用性と運用上の柔軟性が飛躍的に向上。 頑丈な機体は、過酷な環境下で未舗装の滑走路からも運用できる。 290機以上の受注と57万時間以上の飛行時間(うち6万時間は戦闘飛行)を誇る。2024年、エンブラエルはポルトガル空軍(A-29N)、ウルグアイ空軍、パラグアイ空軍から新規受注を獲得した。
Tadayuki YOSHIKAWA