【波乱のFP3:順位】マクラーレン勢が1-2!アロンソとペレスがクラッシュ、角田裕毅13番手/F1エミリア・ロマーニャGP
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ)の2日目、フリー走行3回目が行われた。気温24℃、路面温度46℃の快晴だ。 ●【2024F1第7戦エミリア・ロマーニャGP】フリー走行3回目のタイム差、周回数/スケジュール・全セッションの結果 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が6番手、セルジオ・ペレス(レッドブル)が12番手、角田裕毅(RB)が13番手、ダニエル・リカルド(RB)が11番手だった。 ■アロンソがクラッシュ! セッション中盤、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が最終ターンからストレートへ向かって早めに加速していくところでリアタイヤが滑って、リアからバリアに当たってしまった。本人は無事だが、リアセクションはかなり壊れており、ガレージでは予選までの修復作業が忙しくなりそうだ。 その後、赤旗は解除されセッションは再開しているものの、フリー走行中の赤旗は時間が止まらないため、全員の走行時間が短くなってしまった。 ■ペレスがクラッシュ! セッション終盤、残り6分を過ぎたところで、セルジオ・ペレス(レッドブル)がクラッシュした。シケインの一つ目に乗り過ぎて跳ねてしまい、コントロールを失ってしまってバリアにフロントからクラッシュしてしまった。 ■コース上は大混雑、角田裕毅はアタックできず そのまま終了と思われたが、残り2分ほどでセッションは再開。1周でもアタックしようとコース上は大混雑だった。 角田裕毅は最後のアタック前にチェッカフラッグが振られてしまった。ここは狭いコースだけに予選でも同じような状況が起こり得るため、コースインするタイミングが重要になる。 ■レッドブルの予選に不安 レッドブル勢のタイムは上がらなかったが、セッション中はほとんどミディアムタイヤで走行しており、決勝レースのセッティングに集中していた。 フェルスタッペンは最後の1アタックでソフトタイヤを履いたものの、ピアストリとは0.8秒差とやや差が開いており、予選が心配な状況だ。 ■【フリー走行3回目】F1エミリア・ロマーニャGP 1 O.ピアストリ(マクラーレン) 2 L.ノリス(マクラーレン) 3 C.サインツ(フェラーリ) 4 C.ルクレール(フェラーリ) 5 G.ラッセル(メルセデス) 6 M.フェルスタッペン(レッドブル) 7 A.アルボン(ウィリアムズ) 8 E.オコン(アルピーヌ) 9 L.ストロール(アストンマーティン) 10 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 11 D.リカルド(RB) 12 S.ペレス(レッドブル) 13 角田裕毅(RB) 14 V.ボッタス(Kickザウバー) 15 L.サージェント(ウィリアムズ) 16 K.マグヌッセン(ハース) 17 L.ハミルトン(メルセデス) 18 F.アロンソ(アストンマーティン) 19 P.ガスリー(アルピーヌ) 20 G.ジョウ(Kickザウバー)