【菊花賞】枠順の明暗 ダノンデサイル❷枠④番に安田師「決まった枠で精いっぱいやるだけです」
菊花賞の枠順が17日、決まった。日本ダービー馬ダノンデサイルは内めの❷枠④番。神戸新聞杯を勝ったメイショウタバルは❺枠⑩番に入った。セントライト記念で重賞初制覇を決めたアーバンシックは❼枠⑬番からスタートする。 <栗東トレセン> ノーブルスカイは❶枠②番。高柳大調教師は「この枠なら前に行っても、控えても、どちらの選択肢でも取れる」と納得の口ぶりだった。 アスクカムオンモアは❷枠③番。田代助手は「ここならコースロスなく運べそう。折り合いのつく馬なので自分の力は出せると思う」と前向き。 日本ダービー馬ダノンデサイルは❷枠④番。安田調教師は「決まった枠で精いっぱいやるだけです」と自然体で構えた。 ハヤテノフクノスケは❸枠⑤番に決定。中村調教師は「ロスなく運べそうないい枠。あとは自分のリズムで運べれば」と内枠を歓迎した。 ミスタージーティーは❸枠⑥番。荒木助手は「ノリさん(横山典騎手)がどう乗るかでしょうが、ダノンデサイルを見ながら行くことになるんじゃないですか」と見通しを語った。 ❹枠⑦番はビザンチンドリーム。「偶数、奇数は関係ない。与えられたところでやるだけです」と坂口調教師は話した。 ウエストナウは❹枠⑧番からスタート。佐々木調教師は「ちょうどいい枠。❼、❽枠は嫌だった。ド真ん中でいい枠です」と笑みを浮かべる。 メイショウタバルは❺枠⑩番に決まった。石橋調教師は「(枠は)気にしていなかったけど、偶数枠はいいですね。あとは浜中騎手に任せます」と力を込めた。 ショウナンラプンタは❻枠⑪番。高野調教師は「与えられた枠で、あとは(鮫島駿)騎手に任せます」と語った。 メリオーレムは❼枠⑭番。藤本助手は「(展開の)鍵を握る馬(メイショウタバル)が内にいるので、それを見ながら組み立てられる」と前向きだ。 エコロヴァルツは❼枠⑮番に決定し、牧浦調教師は「できればもう少し内めが良かったけど、うまくリラックスして競馬ができれば」と語った。 アドマイヤテラは❽枠⑰番。藤本助手は「外枠がいいとは思わないですが、菊花賞男・武豊騎手の手腕に期待しています」とレジェンドの手綱さばきに託す。