福岡県にインフル警報、定点患者数は全国トップに 15歳未満が7割
福岡県は19日、県内にインフルエンザ警報を出した。今月9~15日の1定点医療機関あたりの患者報告数は35.40で、基準の30を超えた。年末年始を控え、感染拡大の恐れがあるとして、手洗いなどの対策を呼びかけている。 県によると、今季はA型が流行しており、15歳未満の子どもが感染者の7割超を占めている。地区別では、北九州が46.16、福岡が39.41、筑後が22.67など。 前々週に11.43になり、県が5日に注意報を出したばかりだった。国立感染症研究所のまとめでは、前週(今月2~8日)は福岡(20.30)が全国最多。大分県(13.41)、千葉県(13.23)と続いた。(福井万穂)
朝日新聞社