〝みかんたこ焼き〟いかが 皮ごとペーストに 広島の専門店と果実連
観光客に特産ピール
広島市のJR西広島駅ロータリーにあるたこ焼き専門店松SHOWは、「広島みかんたこ焼き」を開発した。JA広島果実連とのコラボレーションメニュー。旬のミカン果実半個分を、皮ごとペースト状にして生地の中に練り込んだ。果皮を使うことでミカンの爽やかな香りと、ほろ苦さが楽しめるユニークなたこ焼きに仕上げた。 ミカン果汁の甘酸っぱさとタコとの相性も良く、互いのおいしさを引き立てている。ミカンの風味を際立たせるようソースは使わずにだしで味を調え、輪切りミカンをトッピングして提供する。 店主の松村雄二さんは「広島を代表する特産のおいしさを余すことなくたこ焼きに生かした逸品だ。『広島みかん』の清涼感を堪能してほしい」と話す。 同駅は市内観光地へ行くための中継的な役割があり、年末にかけて多くの観光客の利用が見込まれている。同連は国内外からの来訪者に地元が誇る特産ミカンをアピールしようと、店内にポスターや園地の写真を展示する。1月下旬まで1パック760円で販売する。
日本農業新聞