仙台で約11年を過ごしたGK小畑裕馬が福岡へ完全移籍「いろいろな葛藤があり、とても悩みました」
アビスパ福岡はベガルタ仙台からGK小畑裕馬が完全移籍で加入することを発表した。 仙台の下部組織出身の小畑は現在23歳。2022シーズンはJ2リーグ戦21試合に出場していたが、2023シーズンは5試合、2024シーズンは0試合に終わっていた。 【2024-2025】Jリーグ全クラブ監督人事まとめ|新体制となるのは? 新たにJ1福岡への移籍が決まった小畑は「アビスパファミリーの一員になることができ光栄に思います。結果にこだわってこのチームのために全てを捧げます。皆さんにお会いできることを楽しみにしています!応援よろしくお願いします!」と語っている。 また、アカデミーから約11年間を過ごした仙台に向け、感謝を述べている。 「このたび、アビスパ福岡に移籍することになりました。ベガルタ仙台はアカデミーから含めて11年間お世話になりました。その中でたくさんの人に出会い、選手として人として成長することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」 「振り返ってみれば、試合に出てないことの方が多いプロでの5年間でした。アカデミーから育ててもらいながらも、なかなか試合に出られず、アカデミーの後輩にも大きな背中を見せることができず、とても悔しいです。そして、このクラブを僕自身の手でいるべき場所に戻すことができませんでしたし、チームの力になれず本当に申し訳なく思っています。そんな中でも、ファン、サポーターの方たちは、いつどんな時でも支えてくれて、本当に最高のクラブだと改めて思いました」 「今回移籍するにあたっていろいろな葛藤があり、とても悩みました。試合に出たい気持ちが強くあり、新たな環境でチャレンジすることに決めました。小さいころから聞いていた、迫力ある最高の応援が聞けなくなると思うとさみしいですが、もっと大きく成長した姿をみなさんに見せられるように、ベガルタ仙台で培ったものを大いに発揮し、今後のサッカー人生に繋げていきたいと思います。そして、一人のベガルタサポーターとしてJ1復帰を心から願っています。改めて11年間本当にありがとうございました」