「伊勢茶のおいしさを広めたい」 11日から102店舗でキャンペーン 三重県知事会見
一見勝之知事は5日の定例記者会見で、伊勢茶の魅力を発信するキャンペーンを11日から来年1月31日まで実施すると発表した。三重県内の飲食店で伊勢茶を使った新メニューを提供する。 県によると、伊勢茶は年間で約5千トンが生産される県産緑茶の総称。伊勢茶の消費や生産の拡大につなげることを目的に「飲んで!食べて!もっと、伊勢茶。キャンペーン」と題して実施する。 期間中は喫茶店やレストラン、居酒屋などの102店舗で、伊勢茶を使ったメニューを提供。ミルクレープやシフォンケーキ、だし巻き卵などで、いずれもキャンペーンに合わせて開発した。 うち5店舗で新メニューを注文すると、抽選で伊勢茶の詰め合わせなどがもらえるデジタルスタンプラリーも開催。インスタグラムへの投稿を呼びかけるキャンペーンも実施する。 一見知事は「県内で生産される茶の量は全国3位を誇るが、ブランドの確立が他の地域に比べて遅れている」と指摘。「キャンペーンを通じて伊勢茶のおいしさを広めたい」と述べた。 キャンペーンの参加店舗やスタンプラリーの参加方法は特設サイトに掲載している。問い合わせはコールセンターの日本旅行グローバルソリューションズ=電話052(232)6704=へ。