<全米オープンテニス>大坂なおみ選手、西岡良仁選手、ダニエル太郎選手ら直前インタビュー 今夜開幕
--現在のメンタル、フィジカルの調子はいかがでしょうか?
少し体に痛いところがあるのですが、動いていてそこまで問題ないと思います。テニスの調子に関しては、結果がある程度出てきて、実績も調子も上がってきています。しっかりとここ(ニューヨーク)に入って、長い間調整しているので、テニス的にもメンタル的にもかなり良い状態だと思います。相手(ミオミル・キツマノビッチ)としてもほとんどイーブンで戦っている選手です。シンシナティーでは勝ちましたが、こっちの方が、コート(でのボールの速さ)が遅いので、ラリー戦になったときにどうなるか。タフな試合だと思いますが、良いテニスができれば勝てる可能性がある相手だと思います。
◇ダニエル太郎選手
--ハードコートシーズンに入ってからのメンタルとフィジカルの調子は?
パリ五輪が終わってから、すぐにモントリオールに行って、ハードコートシーズンを早速スタートしました。モントリオールでは予選突破できてよかったんですけど、その後から負けが続いたので、正直あまり自信満々とはいえない時期です。テニス的にはすごく進歩しているところも多いですが、この2週間は元気がなかなか出ないところもありました。でもこの数日は、また元気が取り戻せてきて、良い準備ができてきていると思います。
--どのようにメンタルを立て直しているのですか?
いつかこのキャリアも終わる、何であれ終わりはくるので、勝ち負けというよりも、なるべくやっていることをすべてしっかり経験していきたいという気持ちです。
基本「今を生きる」ということと同じですが、そこにたどり着くための自分の言語を見つけなければいけないと思います。自分だといきなり「楽しもう、楽しもう」と言っても、それに対する反発が強い。悲観的ではあるが、ネガティブな声を受け止めてあげてから、ポジティブな行動にしていくという方がまだやりやすいかなと今は思っています。