<全米オープンテニス>大坂なおみ選手、西岡良仁選手、ダニエル太郎選手ら直前インタビュー 今夜開幕
--大好きな全米に戻って、どういう感じがしていますか?
この大会は、私にとって、本当に特別です。ここで育ちましたし、ここに来るのが大好きです。もちろんサーフェスは、私にものすごく合っています。そしてとても良い練習もできたので、良い結果が出せることを望んでいます。
--全豪でカムバックを果たして、長期の目標を持っていたと思います。今回は、良い結果を出せると良いですね。どのようなプランを持っていますか?
すぐに良い結果が出せたら良かったですが、自分に対しては、ここ(ニューヨーク)と日本の大会で良い結果を出したいと言い聞かせてきました。それができることを今でも望んでいます。
振り返ってみると、今シーズンはクレーでどうプレーすれば良いのかを学び、芝でどうプレーすれば良いのかを学んできたように思います。そしてハードコートに戻って、私は、より優れた選手になっているはずなので、これからも成長を続けることを望みます。
◇西岡良仁選手
--3度目のツアー優勝となったアトランタ大会の感想を教えてください。
自分としては優勝すると思っていなかったので、とんとん拍子で良い形で試合に勝てたなと思います。初戦からかなり暑い中での試合だったので、体力的にも大丈夫かな?と思う試合展開も多く、非常によく耐え抜いた1週間でした。セミファイナルも危なかったですし、決勝に関しては雨の延期がなければ負けていたかなと思います。そういった中で、ある意味自分にとって良い流れがきた1週間だったと思います。しっかり勝ち切ったというところが、一つの自信につながったと思います。
--アトランタ後のシンシナティでは、メンタルが崩れた印象を受けました。あのようなフラストレーションの出し方は珍しいと思ったのですが、ご自身ではどのように考えていますか?
調子としては非常に良かったです。スタートから彼(フベルト・フルカチュ選手)はプレーをやめる、やめないともめながら試合を行っていました。試合の進行として、彼があまりやる気がないという感じだったので、そのまま勝てると思っていました。ただ彼のサーブが良く、また大きい選手特有で、彼らは(強い)ボールが打てるので、やる気がなくなったら、とりあえず打つという展開になりました。僕は確実に(試合を)何度か終わらせようとしていったが、彼の打ったボールが良いところに入り、逆転されたので、そこでフラストレーションがたまりましたね。自分のプレーがどうこうというわけではなく、相手があきらめている中での振り切ったプレーがうまくいき、逆転されたことにフラストレーションがたまりました。もちろん良くないところだったとは思いますけど、あのような瞬間は自分にとってもあまりありません。テニスとしては悪くなかったというのが一つの救いかなと思います。