広山詞葉、出演&プロデュース映画が公開「こんなに元気な86歳はいない」主演ミッキー・カーチスも太鼓判
女優・広山詞葉が9日、都内で出演・プロデュースを手掛けた短編映画「運命屋」(森田と純平監督)公開記念舞台あいさつに共演の甲本雅裕、伊原卓哉、音楽を担当したSUGIZOらと出席した。 本作は、元ミュージシャンの老人(ミッキー・カーチス)が人の記憶と命を管理する謎めいた「運命屋」の女性(広山)と出会い、人生最期の決断を前に起きる奇跡の瞬間を描く。 広山は、米映画祭「ニューヨーク・インディペンデント・シネマアワード」で最優秀プロデューサー賞を受賞。主演のミッキーが最優秀俳優賞に輝いた。 広山は、本作の出発点について「こんなに元気な86歳はいない。ただいるだけで存在感ある86歳のミッキー・カーチスさんを、どうにかスクリーンに残したいという個人的な思いから始まりました」と製作経緯を明かした。 完成作を鑑賞したミッキーの反応について、広山は「『よくやった』って褒めていただきました」と笑顔。監督も「『いい映画だった』と最高のほめ言葉をいただきました」と喜んだ。 音楽を担当したSUGIZOは、ミッキーから直接オファーを受け「初めてお会いした瞬間に意気投合して、その日にオファーをいただいて。光栄極まりないです。ミッキーさんの魂を引き継ぐというか、あとは(オールロケを行った北海道の)名寄の広大な風景を音に変換したいなと」と楽曲制作に向かったことを明かした。
報知新聞社