自転車のヘルメット着用率、まだまだ…京都・亀岡でPRステッカー配布
自転車用ヘルメットの着用率を上げようと、京都府警亀岡署はPRステッカーを作った。現状の着用率は1割程度にとどまっているため、市内の事業所などの玄関に貼ってもらいアピールする機会を増やす。 ステッカーは直径15センチの円形で、地色は黄と緑。同署のPR大使を務める「明智かめまる」の絵や、「自転車のるときヘルメット」の文言などがデザインされている。 府警では、従業員に付けるように呼び掛けている企業や団体を「着用促進宣言事業所」として認定している。同署の管内では29事業所が受けており、ステッカーを順次配布している。 建設会社「三煌産業」(大井町)は、一部の従業員が自転車で通勤している。ポストにステッカーを貼った、渡辺裕昭社長は「仕事で車をたくさん動かしているので、加害者になることもあり得る。着用のPRにつながれば」と話した。