チェルシーで構想外のチルウェルとチュクウェメカ「退団したいと言うだろう」マレスカ監督が冬の移籍市場での退団を示唆
チェルシーに所属するベン・チルウェルとカーニー・チュクウェメカが、1月の移籍市場で同クラブを退団する可能性があると、イギリス『BBC』電子版が報じている。 チェルシーはフラム戦、直近のイプスウィッチ戦と敗戦を喫し、連敗となったが、現在はプレミアリーグで4位に位置し、今夏就任したエンツォ・マレスカ監督の下、改革を続けている。 左SBのチルウェルは、今夏の移籍市場で退団を有力視されたが、移籍先を見つけることができずにチェルシーに残留。プレミアリーグの登録メンバーに入ったものの、マレスカ監督の構想には入っておらず、出場はEFLカップ3回戦のバロー戦の45分間のみとなっている。 2022年の夏にアストンヴィラから加入した21歳のチュクウェメカは、今季ここまでカップ戦の5試合で130分間の出場時間と、チルウェル同様に構想外となっており、「チェルシーは4000万ポンドの移籍金を求める」と報じられている。 そんな両者に対してマレスカ監督は「残念ながら、チルウェルやカーニー(チュクウェメカ)のように、すべてのコンペティションであまりプレーしなかった選手がいる。彼らは毎日練習をし、試合に出場したいと思っているので『退団したい』と、真っ先に言うだろう。試合で出られなければ、退団を考えるだろう」と、1月の移籍市場で退団を示唆するコメントを残している。 昨シーズン、レンタル先のレスターでマレスカ監督とともにしたイタリア人MFチェーザレ・カザデイも退団の可能性があるが、『BBC』は積極的な売却は望んでおらず、レンタル移籍の可能性が高いと伝えている。 2025年6月に契約満了を迎える21歳のハーヴィー・ヴェールの退団を認める予定のようだ。契約が残り6カ月となることから、かなり少額の移籍金となるが、将来的な収入を得るためにセルオン条項を付帯させる可能性が高いと報じられている。
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