MLBの“問題児”!? お騒がせメジャーリーガー(4)日本を騒がせた”契約解除”
世界最高峰の舞台であり、各国からスーパースターたちが集うメジャーリーグ。数多くのプレーヤーが、華麗なプレーでファンを魅了している。一方で、グラウンド外の行動でも大きな話題を呼ぶこともある。ここでは、度々MLBを騒がせる現役メジャーリーガーの“問題児”を紹介する。
ユリエスキ・グリエル(マイアミ・マーリンズ)
・ポジション:内野手 ・投打:右投右打 ・身長/体重:183㎝/98㎏ ・生年月日:1984年6月9日 横浜DeNAベイスターズでプレーした経験を持つユリエスキ・グリエル。NPBを騒がせた助っ人として記憶に残っているファンも多いだろう。 キューバ国内リーグで活躍していたグリエルは、2014年5月にはDeNAに加入。来日1年目は62試合の出場ながら打率.305、11本塁打の好成績を残した。 翌2015年は年間を通した活躍が期待されていたが、けがを理由に来日せず。結局、同年はプレーすることなく、4月2日に契約解除となった。 その後、2016年7月にヒューストン・アストロズへ入団すると、翌2017年は139試合出場で打率.299、18本塁打、75打点をマーク。しかし、同年のワールドシリーズではダルビッシュ有(当時ロサンゼルス・ドジャース)に対し、アジア人を侮辱するジェスチャーを行い、5試合の出場停止処分が課された。 それでも2021年は143試合出場、打率.319、15本塁打、81打点の好成績で首位打者とゴールドグラブ賞を戴冠。翌年は成績を落としたが、146試合に出場した。 39歳で迎えた今季は、マイアミ・マーリンズでプレー。ベテランらしく要所で活躍を見せ、チームのポストシーズン進出へ貢献した。
ベースボールチャンネル編集部