「高校時代に決めていた“最終目標”」大谷翔平、アスリート妻と歩む“2世育成”30年計画
選手の妻が集まる“夫人会”の存在
「アメリカには日本人コミュニティがあります。現地に長く住んでいたり、日系2世、3世とかさまざまな人がいます。コミュニティを理解してうまく付き合ったほうがアメリカ生活をエンジョイできるでしょう。 でも、ひっそり隠れていたら、コミュニティと付き合うことにも支障が出る恐れがあります。そこまで警戒しなくていいんです。アメリカ人はそこまで野球選手のプライベートに興味ありませんから。奥様を守ると心に決めて、いい大人なのですから堂々としてればいいんですよ。せっかく、おめでたい話なんですし」(デーブ氏) 日本人コミュニティ以外にも、メジャーリーグには“あるコミュニティ”がある。 「選手の奥様が集まる“夫人会”というものが存在します。大谷選手にとって、花巻東高校の先輩にあたる、トロント・ブルージェイズの菊池雄星選手の奥様でフリーアナウンサーの深津瑠美さんが夫人会での写真をインスタグラムに投稿して話題になっていました」(前出・スポーツ紙記者) この“夫人会”とはどういうものなのか。現地で取材をするスポーツライターの梅田香子(ようこ)さんに話を聞いた。 「夫人会では、どこの球団も病気の子どもたちへの支援などのチャリティー活動を積極的に行っています。松井秀喜さんやイチローさんの奥様もそういった活動をしていました。 イチローさんなどが所属したマリナーズでは、各家庭の料理のレシピを集めた本を発売。その売り上げを寄付するということを毎年行っています。ドジャースも伝統ある球団なので、チャリティー活動にはかなり力を入れています」 大谷が公にしなくても、避けられないであろうコミュニティ。“大谷夫人”とはどんな人なのか。
A子さんは男子バスケ部員にとって“高嶺の花”
『NEWSポストセブン』が報じたところによると、元バスケットボール選手のA子さん。中学生のときにバスケをはじめ、強豪で知られる高校を卒業すると、有名私立大学に進学し、実業団でもプレー。身長は180センチだという。 「大谷選手も帰国したときに使用していた、プロスポーツ選手がよく利用するトレーニング施設で2人は出会ったようです。A子さんが出場していたバスケットボール女子日本リーグ『Wリーグ』のフレッシュオールスターの試合に大谷選手が観戦に来ていたこともありました」(バスケ業界関係者、以下同) 大谷がピンチの時にA子さんもアメリカへと渡っていたという。 「『週刊文春』の報道によるとA子さんは2度渡米していたようです。大谷選手は昨年7月末に2試合続けてふくらはぎなどの痙攣(けいれん)のため途中交代。8月23日には右肘の靭帯を負傷し緊急降板しました。その8月中旬に大谷選手を支えるために渡米。2度目はFA移籍を巡って報道が過熱していた昨年12月ごろに大谷選手のそばにいたそうです」 そんな大谷を支えていたA子さん。子どものころから注目される存在だったという。 「小さいころから抜群に運動神経が良く、バスケのセンスもあったので中学では1年生からレギュラーだったそうです。当時は“背が高くてかわいい子がいる”と評判でしたね。お兄さんもスポーツ万能で中学ではバスケ部でしたが、名門高校に進学した際にラグビー部に引き抜かれたんです」(地元住民) A子さんの中学の後輩で男子バスケ部だった男性は、当時をこう振り返った。 「A子さんは背が高く、バスケ部のキャプテン、それに美人だったので、高嶺(たかね)の花という存在でした。たしか、ボーイフレンドもいたと思いますが……。バスケの実力も飛びぬけていましたが、チームのムードメーカーでもありました。A子さんがキャプテンのときのチームは、和気あいあいとしていて、とても雰囲気が良かった印象です」 小学生のときは空手をやっていたというA子さん。空手の腕前も相当だったようで、当時通っていた道場関係者に話を聞くと、 「空手の素質もあり、所属していた支部内での試合では、圧倒的な強さでした。背も高いし、“あの子すごいよね。空手の選手になればいいのに”とA子さんを指導していた方とよく話していました。その指導者は“空手を続けないか”と、スカウトしたそうですが、本人はチャンピオンを目指すところまでは考えていなかったようで、“中学生になったらバスケをやる”と話していました」