三菱自動車ら3社が共同でEV総合サービスのオンラインプラットフォームを運営する新会社「イブ二オン」を6月に設立
三菱自動車はこのほど、三菱商事および三菱ふそうトラック・バスとともに、EV関連サービスをワンストップで提供するオンラインプラットフォームを運営する新会社「イブニオン株式会社(EVNION Inc./以下「イブニオン」)」を、関連する当局承認を経て、今年の6月を目標に設立すると発表した。
オンラインプラットフォーム「イブニオンプレイス」に、必要な情報・サービスを集約することで、よりスムーズなEVシフトを支援
3社は、脱炭素社会の実現に向けてEV導入検討の動きが活発になるなか、より多くの顧客へEVに関するサービスや情報を提供することを目的として、イブニオンの設立を決定。EVを取り巻く全てのモノやヒト、コトをつなぐプラットフォームとなることを目指して、社名は、この「つなぐ」というキーワードから、EVとUNION(団結・つながり)を掛け合わせて決定した。 イブニオンは、乗用車と商用車、あるいはメーカーを問わず、EV関連サービスを顧客へ包括的に提供するオンラインプラットフォーム「EVNION PLACE(イブニオンプレイス)」を国内で運営する。サービス開始時期は8月の予定だ。 このプラットフォームは、EV充電設備やEV向け電力プラン、エネルギーマネジメントをはじめとして、EVの導入および運用をサポートする充電ソリューション、脱炭素コンサルティングサービス等を「マ―ケットプレイス」で提供。加えて、EV関連ニュースやEVの導入および運用にあたって必要な情報を同プラットフォーム上に掲載する。 従来のエンジン車からEVへの移行にあたって、様々な変化への対応や疑問の解決が顧客から必要とされるなか、同プラットフォーム上に必要な情報・サービスを集約することで、よりスムーズなEVシフトを支援する。サービス開始後はコンテンツを順次拡大し、日本の2050年カーボンニュートラル実現やDX(デジタル・トランスフォーメーション)への貢献を目指す。
MotorFan編集部
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