息切れ状態でも、リーダーとしてのモチベーションを高める4つの方法
この数年、ビジネス・リーダーにとって厳しい年が続きました。 多くの創業者は2022年または2023年に会社を上場させることを望んでいました。しかし、その多くは事業を見直す必要に迫られました。 ほんの一握りの会社は2024年のIPOに向けて準備を整えているようですが、今年、更なるレイオフが必要となりそうな会社の方が多いのではないでしょうか。 こういった会社のリーダーは、自身を再調整しなくてはなりません。多くのリーダーが疾走を続けているように感じています。会社の財政的な健全性だけではなく、自らの心理的な健全性にも注目すべき時です。 もし、ガス欠になっていると感じるのなら、今後の数年間にわたって会社を巧にリードするために、モチベーションを高める4つの方法を紹介できます。
もう一度問題に「恋してみる」
モチベーションを感じることができなくなっているなら、まずはじめに試みるべきは、最初に解決したいと望んだ問題に、もう一度恋してみることです。 なぜ、この事業をはじめたのか、過去に遡って思い出してみましょう。自分が抱えていた問題から生じる痒みを自分で掻きたかったのでしょうか。 当初の事業計画を見直してみるだけでも、なぜその問題に興味を持ったのかを思い出すことができるかもしれません。 スーパーヒューマン社の共同設立者であるラフル・ボラ氏は、自分に勢いがなくなってきたと感じたら、わざわざ自分から売り込みを行ないます。 日常の業務に追われているだけだと、莫大なチャンスを見失ってしまいます。前回使った、資金調達用のプレゼン資料に立ち戻って、文字通り「自分自身を売り込みます」。 資料を読み直せば「これだ。すばらしい。超巨大な会社になるはずだ」となるでしょう。 そうなれば、やろうとしていることに比べれば、課題など本当にちっぽけなものに思えるはずです。おもしろいと思って取り組めば、それは簡単なことに思えるでしょう。 あなたも、会社の経営ではなく、なにかを発明することを好む創業者かもしれません。 そうであれば、あなたをワクワクさせた研究プロジェクトに立ち戻ってみましょう。予算の世界を離れて、製品設計の世界に戻ってみましょう。新製品を開発し、実験を行うための時間を取ってみましょう。 会社に新しい成長の機会をもたらすことができるかもしれませんし、あなたのリーダーシップに新たな情熱を吹き込む機会になることは間違いありません。