「競争」に恋してみる

敵を持つというのは、元気を取り戻す良い方法であることを私は発見しました。あなたも、敵をつくってみましょう。競合他社が何をしているのかを確認して、自分を奮い立たせてみましょう。 あるクライアントの競合他社が多額の資金を調達しました。それを知った当初、クライアントは怒り（そして、妬み）ましたが、その怒りをエネルギーに変えると決意したのです。 チームに対して次の製品リリースを急ぐように促し、マーケティング・チームに対しては、新製品が大きく報道されるように活動するように求めました。 新製品のリリースは市場で高く評価され、業界で主要な賞を受賞しました。競合他社への注目を奪い、自社に注目が集まるようにしたのです。 競合他社が新しい技術を探っているのか、新規市場を求めているのか調べてみましょう。そして、その情報を利用して、自社をワクワクするイノベーション領域に押し上げるためにはどうすればよいのか考えてみましょう。 競合他社について考えれば、あなたの心に火が付くに違いありません。そして、信じられないような結果につながるかもしれません。 宙ぶらりんの状態であることは決して良いシナリオとはいえません。しかし、呼吸を整え、人生における現在地を確認するための時でもあり、個人的な、あるいは職業上の旅において、次のステージに進むための準備を行なう時ともなり得るのです。 Source: ScienceDaily Originally published by Fast Company ［原文］ Copyright © 2024 Mansueto Ventures LLC.