初日は1.5万人の大賑わい! ”出血多量”の大特価 北海道初上陸のロピアの戦略とは
(石澤結香さん)「すごーい!ママこれ本物でしょ?」 (石澤結香さん)「広かったし、おもしろかった」 (石澤楽くん)「お菓子のところ、めっちゃ広かった」 (石澤つぐみさん)「飽きさせない仕掛けがあって、買い物していて楽しかったよね」 (ロピア 相川博史取締役)「作りたいのは食のユートピア。お客さんが他と違うよね、ロピアに来れば楽しいよねという商品・価格・雰囲気をつくっていきたい」
戦略② ”唯一無二”をつくり出す
神奈川県の精肉店をルーツにもつロピア。 北海道初進出に際して、ひとつの“勝負”をかけていました。 開店2か月前。 ロピアの精肉売り場のチーフが訪れたのは、空知の長沼町の牧場です。
(ロピア屯田店 精肉チーフ)「いっぱいいますね」 (長沼ひつじとぼく 山田傑さん)「これが今年生まれた子どもたちになります」 ロピア屯田店の“ウリ”のひとつとして、この牧場のヒツジに目を付けたのです。 「他にはない」を出すためです。 (ロピア屯田店 精肉チーフ)「他のスーパーに行っても、輸入のラム肉は置いていると思うんですけど、国産ラムを見たことがなくて、スーパーでそれを仕入れて販売できるとなると、新しい世界がスーパーとしても開けるなと思って」
米粉で育った希少な「長沼ひつじ」。 「ロピアでしか買えないもの」の代名詞ともいえるひと品に。 オープン初日。 数ある目玉商品の中でも「長沼ひつじ」はしっかりと存在感を放っていました。
(客)「いま、お金足りるか不安になってきている」 (客)「ちゃんと(現金)用意していかなきゃダメだな。足りなかったらカードでってできないところが、現金だと大丈夫かなって」 オープン初日。 つい買いすぎることもあって、不安な買い物客もちらほら…でした。 あっという間の開店初日。 店側にとっても発見がありました。 (ロピア屯田店 精肉チーフ)「(北海道民は)いいものであれば手に取っていただけるのはわかった。値段1個あたりは高いが、この価値でこんなに安いのと見てくれるのでありがたい」
「ロピア流」は道民に受け入れられるかー 迎え撃つ道内・地場の競合店はー ロピアの進出で道内スーパー勢力図が塗り替えられるのか。 消費者にとっても目が離せません。