大の里5敗目 大相撲名古屋場所
大相撲名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)10日目の23日、新関脇大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)は東大関の琴桜に上手投げで敗れ、5敗目を喫した。 西前頭14枚目の遠藤(穴水町出身、金沢学院大附属高OB、追手風部屋)は西前頭12枚目の美ノ海を寄り切り、6勝目を挙げた。 東前頭16枚目の輝(七尾市出身、金沢市西南部中OB、高田川部屋)は西前頭11枚目の錦木を寄り切りで破り、6勝4敗とした。 西幕下3枚目の欧勝海(津幡町出身、鳴戸部屋)は西十両12枚目の對馬洋を寄り切り、勝ち越しを決めた。 ●炎鵬、復活の勝ち越し 7場所連続休場から復帰した西序ノ口13枚目の炎鵬(金沢市出身、金沢学院大OB、伊勢ケ浜部屋)は、西序ノ口17枚目で16歳の鶴峰(かくほう)を寄り切って4勝目を挙げ、復活の勝ち越しを決めて来場所の序二段昇格が濃厚になった。8場所ぶりに給金を直し「自分一人では到底ここまで来られなかった。皆さんのおかげで、感謝したい」と喜びをかみしめた。