長野県安曇野市でコシヒカリの稲刈り始まる
長野県内有数の米どころの安曇野市で27日、主力のコシヒカリの稲刈りが始まった。今年は高温の影響で例年より7~10日生育が早く、作柄は良好だという。全国的に小売店で米が品薄の状況になっているが、9月20日ごろに安曇野産の新米が店頭に並ぶ見通しだ。 同市豊科高家の農家・宮澤幸司さん(53)が、1ヘクタールの水田で大型のコンバインで収穫した。宮澤さんは「今年も最高のお米ができた。安曇野産のお米は本当においしい。これから新米が出回るので、待っていてほしい」と品質に太鼓判を押した。宮澤さんは受託分を含め42ヘクタールでコシヒカリを栽培し、収穫は10月上旬まで続く。 JAあづみによると、今年の主食用米の管内作付面積は例年並みの2100ヘクタールで、1万2000トンの集荷を予定している。
市民タイムス