鎌田大地に「驚きの転機」。現地メディア報道「新指揮官は来季もチームに残留させたいと考えている」
セリエA第30節が現地時間3月31日に行われ、ラツィオはユベントスと対戦し、1-0で勝利した。サッカー日本代表MF鎌田大地はこの試合に先発起用され、80分までプレー。新任のイゴール・トゥドール監督の初陣で鎌田が抜擢されたことを受け、現地メディア『LAZIONEWS24』が状況変化の可能性を報じている。 【一覧表】欧州日本人、夏の移籍情報はこちら! 前任のマウリツィオ・サッリ監督のもとで、鎌田は出番を失い、苦しんでいた。しかし3月13日に同氏が指揮官を辞任してから、状況は変わりつつある。現在リーグ3位のユベントスを相手に、同選手はスタメンに抜擢された。 この試合の鎌田はゲームメーカーとしてパスを散らし、ラツィオに攻撃のリズムをもたらした。データサイト『FotMob』によると、鎌田のタッチ数は両チームトップの「97」。さらには正確なパスの本数ではチーム内3位につけており、自チームの選手も鎌田にボールを集めていたことが窺える。 この状況に対し、『LAZIONEWS24』は「日本人の将来に驚きの転機」と見出しを打ち、前監督政権下の鎌田と対照的な状況を伝えている。また、同メディアによると、「トゥドール監督はユベントス戦の前の段階から、来季も鎌田をチームに残留させたいと考えていると告白した」という。 イタリアメディア『calciomercato.com』などには、「今シーズン限りでの退団」が伝えられていたが、鎌田が新たなターニングポイントを迎えそうな気配がある。
フットボールチャンネル編集部