久保同僚ストライカーはソシエダに居場所なしか? 重要な試合で出場時間“ゼロ” 「先発でも代役でもない」
0-2の敗戦
13日に行われたラ・リーガ第35節、レアル・ソシエダはアウェイでバルセロナと対戦。0-2で敗れた。 [ハイライト]バルセロナvsレアル・ソシエダ 欧州カップ戦の出場権争いを繰り広げているソシエダにとって、リーグ終盤でバルセロナという強豪との試合は重要な戦いであったはずだ。今季ほとんど採用してこなかった5バックを採用し、これまで主力として活躍してきた久保を2試合続けてベンチスタートにしたことからもイマノル・アルグアシル監督の勝ち点を落としたくないという “慎重さ”がうかがえる。スペイン『MUNDO DEPORTIVO』は「アイデンティティの変更」と報じている。 しかし、同メディアが注目したのは、ベンチにいたストライカー2人だ。FWアンドレ・シウバとFWウマル・サディクはこの重要な試合で出場することなく最後までベンチを温め続けていた。昨季のソシエダ躍進を支えたFWアレクサンデル・セルロートが去り、新たな得点源を探していたソシエダにとって今季の“誤算”だったのは、この2人のストライカーが思うような活躍ができなかったことだろう。サディクはここまでリーグ戦わずか3ゴール、シウバはリーグ戦2ゴールにとどまっている。同メディアは2人のストライカーを「先発でも代役でもない」と非難した。 「最もショッキングで最も血なまぐさいのは、バルサ戦で順位変動の可能性があるにもかかわらず、アンドレ・シウバとウマル・サディクの出場時間がゼロだったことだ。彼らは先発でも代役でもない」 ソシエダは16日、ホームでバレンシアと対戦する。2人のストライカーは残された試合で爪痕を残すことができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部