水筒のカビに気づかず使ってしまい「緊急搬送」...。今一度知りたい、正しい"水筒の使い方"
水筒、毎日なんとなく水洗いして終わりにしてない?「だって水しか入れてないから」と、ただシンクでさらっと流して乾かして、終わらせてる人も多いかもしれない。場合によっては、水を飲み干してはまた水を入れるが繰り返され、ちゃんと洗うのを忘れてしまってる人もいるかも。しかし、水筒は毎日、完全に洗わないとカビ発生のリスクが高まり、それが深刻な健康問題につながる可能性がある。 【写真】ノロ・食中毒の対策に、コレだけはやってほしい10のこと アメリカ在住のTikTokユーザー、ケイ・ブリーは、水筒にまつわる恐ろしい動画を発信した。彼女はお気に入りの水筒にカビが発生しているの気づかず、長期にわたって使用し続け、なんと救急搬送されたのだ。さらに、ブリーはその後、数ヶ月の間に気管支炎や咽頭炎、鼻炎を発症した。このエピソードを話した動画は300万回以上再生され、多くの視聴者に衝撃をもたらした。 カビは湿気と有機物がある環境下で育ち、洗う前に取り外す必要がある水筒の飲み口やパッキンなど、狭くて見落とされがちな部分に発生する。ブリーは注ぎ口のガスケット(ゴム製の継ぎ目のシール装置)を外す時にカビを発見した。 どんなタイプの水筒やタンブラーを使おうと、毎日洗浄するよう専門家は勧める。工業デザインの教育学修士号も持つオハイオ州の小児科医リーン・ポストンは、必ずメーカーが推奨するように食洗器、あるいは手で洗うようにアドバイスする。ストローも完全に洗い、全てのピースが完全に乾燥したら、カビの危険性に恐れずに水筒を使える。 たとえ水筒にカビを見つけてしまっても、何か症状がない限りは、すぐに病院に行くことはない。「免疫不全や解毒不良、かびアレルギーのある人や、深刻な症状が続いていく場合はすぐに医師の診断を受けましょう。よくあるのは、咳や喘鳴、息切れ、鼻詰まり、喉の炎症といった呼吸器官の症状です」と、アメリカのメンカ・グプタ医学博士は話す。 毎日きちんと水筒を洗浄し乾燥させていれば、そのようなリスクに侵されることはない。1分たりとも水筒やタンブラーなしでは過ごせない!という人は、ローテーションで使えるよう、複数のマイボトルを持つことをお勧めする。 ※この記事は、海外サイトで掲載された翻訳版です。
From: House Beautiful US