水原一平被告の審理が開かれる…銀行詐欺などの罪認める、判決は10月25日
ドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳で、大谷の口座から約1700万ドル(約26億4400万円)を盗んだとする銀行詐欺などの罪を認めている水原一平被告(39)の審理が、4日(日本時間5日)にカリフォルニア州サンタアナの連邦地裁で開かれた。 水原被告は現地時間8時45分に弁護士と2人で出廷。ダークグレーのスーツに白いTシャツ。襟に髪がかかっていた。検察は男女の2人組だった。 水原被告は司法取引に応じており、銀行詐欺などの罪を認めた。判決は10月25日、現地時間午後2時に言い渡される。 先月14日(同15日)に同被告は、罪状認否のためにロサンゼルス連邦地裁に出廷。罪を認める司法取引にすでに応じていたが、手続き上の理由から形式的に無罪を主張した。数十人のメディアが詰めかけ、被告が姿を現すと騒然となった。 この日の法廷は報道陣で傍聴席は満席。前回よりも、建物内だけでもメディアの人数は増加した。警備員の数も前回から倍増し、全米が注目している裁判であることが感じられた。
報知新聞社