南野拓実の稼ぎは? モナコの最新年俸ランキング1位。9億円は貰いすぎ? 48億円で加入もまさかの?
日本代表のFW南野拓実が所属するモナコは、昨季のリーグアンを2位で終えたが、今季を戦う陣容はどうなっているのか。今回は選手の推定年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。年俸は『Capology』、スタッツは『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。情報は全て8月29日時点。
1位:フォラリン・バログン(アメリカ合衆国代表) 生年月日:2001年7月3日(23歳) 推定年俸:575万ユーロ(約9.2億円) 23/24リーグ戦成績:29試合7得点6アシスト モナコで最も高い給料を受け取っているのはアメリカ合衆国代表のFWフォラリン・バログンで、推定年俸は575万ユーロ(約9.2億円)だ。 ニューヨークで生まれたバログンは、2歳のときにロンドンへ移住し、アーセナルの下部組織で育った。抜群のスピードを持つストライカーとして早い時期から注目され、2020年10月に19歳3カ月でUEFAヨーロッパリーグ(EL)のダンドーク戦でトップデビューを飾り、翌月にはモルデ戦で初得点を記録した。 しかし、トップチームで定位置を確保することは難しく、2022/23シーズンはスタッド・ランスに期限付き移籍で加入して伊東純也とともにプレー。リーグ戦37試合に出場して21得点3アシストを記録したことで一気に評価を高めると、2023年夏に移籍金3000万ユーロ(約48億円)でモナコに加入し、南野拓実と同僚になった。そのとき交わした契約が、現在の条件だ。 ただ、モナコでの1年目は期待されたほどではなかった。加入直後のシーズン序盤は順調にゴールを重ねていたが、リーグアン第9節から第22節の14試合で、負傷による欠場が2回あったとはいえ、わずか1得点と苦しんだ。結局はベテランのウィサム・ベン・イェデルが優先して起用され、バログンはベンチスタートとなることもあり、2023/24シーズンのリーグ戦での得点数は7にとどまっている。前シーズンに21得点を決めた選手であることを考慮すると、満足はできないはずだ。 バログンはまだ23歳の若手であり、クラブの期待は大きい。今年夏のコパ・アメリカ2024では、3試合に出場して2得点を決め、改めて決定的な選手であることを証明した。ただ、2024/25シーズンのリーグアン第2節リヨン戦では出場機会がなく、現時点ではブレール・エンボロがFWのファーストチョイスとなっている模様だ。
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