自宅の屋根から転落か、雪に埋もれ67歳男性死亡…大雪で死亡事故相次ぐ
8日午後7時半頃、岐阜県下呂市萩原町西上田の市道で、同市のアルバイト従業員橋本鉱一さん(73)が、坂道を後退してきた同市の会社員若杉徹さん(48)の乗用車にひかれ、搬送先の病院で死亡した。
下呂署の発表によると、当時現場には約10センチの積雪があり、若杉さんは「車が坂道を上れず、後ろから押してもらっていたら滑り落ちた」と話しているという。車は冬用タイヤを装着していた。
7日午前9時頃には、青森県弘前市境関、会社役員相馬弘仁さん(67)が、自宅敷地内の小屋付近で雪に埋もれているのを家族が見つけ、119番した。相馬さんは病院に搬送されたが、8日夜に死亡が確認された。
弘前署の発表によると、相馬さんは7日午前8時半頃から、小屋の屋根の雪下ろしを行っており、屋根から転落したとみられる。