社会福祉法人が不適切な会計処理の疑い 仙台市が社会福祉法に基づき特別監査
khb東日本放送
仙台市青葉区の社会福祉法人が不適切な会計処理をした疑いがあるとして、仙台市は社会福祉法に基づいて特別監査に入りました。
仙台市の特別監査を受けたのは、青葉区で特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人グラディーレです。 8月下旬、仙台市に法人が資金を不正に外部に流出させたり、理事長に不正に報酬を支払ったりしているなどの情報提供があり、仙台市は4日に特別監査で法人に立ち入り調査をしました。 仙台市によりますと、書類や帳簿のほか理事長などの勤務記録を確認し施設長らから聞き取りをしたということです。 法人は2023年度に仙台市や宮城県、国から災害復旧補助などの名目で4500万円の補助金を受けています。 法人をめぐっては理事長が関係する法人が架空取引を使って不適切な会計処理をしたとして、群馬県が特別監査をしています。 仙台市は今後も特別監査を続ける方針です。 社会福祉法人グラディーレは、khbの取材に対し「特別監査が行われているため何も答えることはできない」としています。
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