基本構造の鉄骨が組み上がった新庁舎2期棟の内部（常盤町1丁目で）

　宇部市役所の旧庁舎跡地で進められている新庁舎2期棟の建設工事は、工程の節目である上棟を迎えた。市は11月16、17の両日、工事現場見学会を開催する。 　2期棟は鉄骨造り3階建て。1階にはメインエントランス、市民活動支援や市民交流のためのスペース、2階には可動間仕切りで多用途に対応する会議室を配置。両階には防音機能を備え、音楽やダンスのスタジオとして利用できる多目的ルームも設ける。3階は誰もが飲食を楽しめる食堂とテラス席を置く。 　昨年9月に着工。上棟とは、木造建築で柱や梁（はり）などの基本構造が完成し、屋根を支える最上部の棟木を取り付けること。鉄骨造りの建物では、基本構造となる鉄骨がすべて組み上がったことをいう。来夏の利用開始を目指して、工事は今後、屋根や外壁の設置へと進む。 　見学会は両日とも午前11時と午後1時半からあり、所要時間は1時間。参加無料。 　参加者は軍手を持参し、市が用意するヘルメットを着用する。大人用ではサイズが合わない子どもの参加は、作業用安全帽として安全基準を満たしたヘルメットを持参。台風など荒天の場合は中止する。 　希望者は11月1～12日に市ホームページの申し込みフォームまたは電話で申し込む。定員は先着順で各回30人。定員に達し次第、締め切る。 　申し込み、問い合わせは市新庁舎建設課（電話34－8200）へ。