最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング41~50位。J1~J3全60クラブの下位に沈んだのは?【2023年】
48位:ブラウブリッツ秋田 ホームスタジアム:ソユースタジアム(収容可能人数:18560人) 平均入場者数:3139人 ソユースタジアムをホームスタジアムとするブラウブリッツ秋田は、今季の観客数がJ2で最少の1試合平均3139人だった。それでも、クラブ記録を大きく更新している。 秋田の過去最多観客動員は、J3だった2018シーズンの1試合平均2476人だった。2021シーズンからJ2で戦っているが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための入場制限があったため、クラブ記録の更新はできていない。それでも、制限がなくなった2023シーズンは、クラブ史上初の3000人超えを達成している。 特にシーズン終盤は、観客数が安定して多かった。同じ東北勢との対戦となった第36節・モンテディオ山形戦は、シーズン最多の5193人を記録。この試合を含むホームゲームのラスト6試合は、V・ファーレン長崎戦を除く5試合で今季の平均を上回っている。 観客数が増加傾向にある秋田は今月18日、駐車場シェアリングサービスのakippaと連携を発表した。約500台分の駐車場では不十分だったようで、さらに観客が増えてもスタジアムに行きやすい環境をつくるために、新たな取り組みをしている。
47位:藤枝MYFC ホームスタジアム:藤枝総合運動公園サッカー場(収容可能人数:5937人) 平均入場者数:3145人 藤枝MYFCは、2022シーズンにJ3で2位になって昇格を果たした。クラブ史上初のJ2挑戦となった2023シーズンは、ホームスタジアムの藤枝総合運動公園サッカー場に1試合平均3145人が訪れている。 藤枝はサッカー王国のクラブで、静岡県勢とのダービーマッチは多くの観客が入り、第16節・ジュビロ磐田戦は5696人でほぼ満員となった。第37節・清水エスパルス戦はこれをさらに上回り、当日券販売なしの完売で、クラブ記録を更新する6288人の観客が入っている。 シーズン序盤と終盤で、観客数に大きな違いがあることも特徴的だ。ホームゲーム最初の5試合の平均が2335人だったのに対して、最後の5試合の平均は4194人となっている。終盤戦は残留争いによる増加があったとしても、良い傾向でシーズンを終えた。