カビを撃退! 簡単な掃除方法と予防策
カビは見た目にも不快だけれど、空気も汚染し健康被害を引き起こす可能性もある。カビを見つけたら、すぐに除去して根本的な原因に対処することが大切だ。この記事では、カビについて知っておくべきことをご紹介!US版「グッドハウスキーピング」より。
予防は治療に勝る
カビの発生をそもそも防ぐためには、家の中を乾燥させ、換気を良くすることが重要だ。つまり、窓を開けて空気の流れを作るようにするということ。そして寒い時期でも換気は必要になる。 特定の場所が結露しやすい場合や、洗濯物を室内干しする場合には、除湿機を使うことを検討して。浴室やキッチンでは、換気扇を清潔に保ち、しっかりと動作させて湿気を効率的に排出しなければなならない。カビが発生してしまった場合は、以下の方法で除去しよう!
シャワー
カビの繁殖を防ぐには、シャワー後、窓やドアを開けておくようにして。 これによって湿気を逃がし、カビの発生を抑えることができる。 変色してしまった目地には、古い歯ブラシに漂白剤1と水4の水溶液を付けて擦るか、カビスプレーのような専用のカビ取り剤を試してみて。目地やシーリング材には、カビの再発生を防ぐために、殺菌剤入りの浴室用スプレーを定期的に使用する。硬水地域では、週に1回、水垢除去剤を使って。
カーペット
毛やホコリをブラシまたは掃除機で取り除き、カビ取り剤など、布製品に適したカビ取り剤をスプレーして。残った跡は、跡がなくなるまで薄めの消毒液で拭き取り、その後、冷水で濡らしたスポンジを使ってとんとん軽く叩くように取り除く。この時、その部分を過度に濡らさないように注意しよう。 もう一つの方法として、酢1に対して水2の溶液をその箇所に軽くスプレーする。過剰な水分はカビやカビの問題を悪化させる可能性があるので、この時も過度に濡らさないようにして。溶液を軽くたたいてカビを取り除き、湿った布ですすいでから乾燥させる。そして、重曹を患部に振りかけ、24時間放置してから掃除機で吸い取る。酢はカビやカビの繁殖を抑え、重曹は残った臭いを消すのに役立つのだ。 カーペットをまるごとクリーニングしたくなるかもしれないけれど、すでに湿気の問題がある場合は、丸ごと洗ってしまうと悪化するおそれがある。どうしてもまるごと洗いたいのであれば、部屋の換気を十分に行うか、カーペットが完全に乾くまで除湿機を使用するようにして。