北原里英、AKB48元メンバーと“今でも超仲良し”「結婚式でも歌ってもらったし、明日も…」
最近は推される側から推す側に
――小説のテーマが素敵だと思いました。30歳目前、夢や友情にもがくアラサー女性4人の共同生活は、題材として同世代の女性の心境に関心があったのですか? 北原:そうですね。やっぱり自分がまったく分からない世界のことは書けないですから。プロの小説家じゃないから、たとえば急に金融会社のこととか書けない。私と同世代の等身大の女性たちに思うことはいっぱいあったので、書けることを書きましょうと。 ――グループを卒業してもうすぐ6年になりますが、当時のことを思い出したりしますか? 北原:そうですね。実は最近、K-POPにハマってアイドルが大好きになったので、今は推される側から推す側になったんですよ(笑)。推し活というものを最近するようになったので、より昔のことを思い出すというか、アイドルに対して思いをはせることが多くなりましたね。 あとうれしいことに、最近いろいろな現場に行くと、「ファンだったんです!」というスタッフさんによく会うんです。たぶん当時学生とか子どもの頃にわたしのこと推していて、その子たちが社会に出始めたんですよ(笑)。わたしの握手会に来たことがあるディレクターさんとか、最近めちゃめちゃ多いんです。 わたしレベルでこんなに言われるってことは、大島優子ちゃんとか三歩歩いたら言われるんちゃう? みたいに思うので、やっぱりそれだけAKB48はすごかったんだなって。最近本当に思います。
元AKB48メンバーとは“超仲良し”
――同期の方の現在の活躍など気になりますか? 北原:気になるというか、めちゃくちゃ連絡取っているんです。むしろ超仲良しで、同期で旅行に行ったりしています。AKB48って本当に仲がいいので、逆に疑われていると思いますね(笑)。わたしの今でもお友達の半分以上が、AKB48の元メンバーですし、それこそ結婚式でも歌ってもらいましたし、明日も指原に会いますし、明後日もたかみなに会いますし、ほぼ毎日会っているかも。家族より長い時間を過ごしてきてるので。 ――感慨深いものがありますね。 北原:それこそたかみなの旦那さんとうちの旦那さんも仲良しで、ふたりで飲みに行くくらいなんですよ。そういう家族ぐるみの付き合いが大人になって増えてきて、嬉しいですね。時代の流れを感じますし、こうやって大人になって家族ができても仲良くできていることに喜びを感じます。 ――俳優としての活動のほか小説も出され、SNSも楽しそうに更新されていますが、今のご自身の課題ってありますか? 北原:去年は小説をはじめいろいろやらせていただいたので、今年は去年よりも、大きな新しい挑戦を探していて、トピックを作らないといけないんです。自分のYouTubeチャンネルは楽しいですね。今はチャンネル登録者数10万人を目指しています。