デビューから2作連続ノミネート 作家・安堂ホセ 『迷彩色の男』【芥川賞候補作】
第170回芥川賞・直木賞が17日に発表されます。その発表を前に、純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる芥川龍之介賞の候補作の1つ、安堂ホセさん(29)の『迷彩色の男』を紹介します。 【画像】“デビュー作がノミネート” 安堂ホセ 若者たちの鮮烈なる逆襲劇を描く『ジャクソンひとり』 作品は、都内で暴行された男性が発見され、事件の背後に浮かびあがる男を描く物語です。 安堂さんは、2022年に『ジャクソンひとり』で第59回文藝賞を受賞しデビューしました。同名作品が、第168回芥川賞の候補作にも選ばれていて、今回が2度目のノミネートとなりました。