5人のパパ&幼稚園の先生・つるの剛士に聞く!「夫との上手なコミュニケーション術ってありますか?」
タレントとしてマルチに活躍する一方、保育士資格を持つ5児の父親で“現役大学生”という、つるの剛士さん。多忙な中、2度の育児休暇をとり、積極的に「イクメン」経験を積むと、次は幼児教育の世界に飛び込み、非常勤幼稚園教諭としても勤務。また大学では、こども心理学部で“学び”を継続中といいます。そんな、保育現場も体験されている「先輩パパ」つるのさんに、ご自身の経験や気づきについて語ってもらったり、日々子育てに奮闘しているパパ&ママたちの悩みに「元気が出るアドバイス」をしていただいたりする連載です。 【写真を見る】"つるの剛士"「クイズヘキサゴン」で大ブレーク後、5人のパパ&幼稚園の先生になった現在の姿 今回は、with class mamaメンバーのじママさんが、自身のSNSに寄せられた、つるのさんに聞きたい子育ての悩みの中から特に多かったテーマを選び、つるのさんにお話しを伺ってもらいました。
Q.パパにやってほしいことを柔らかく伝える方法が知りたいです。話し合いをしようとしても、ふてくされめんどくさそうにされるのでモヤモヤします
じママ:”〇〇してねと言ってもすぐに忘れてしまう””聞くモードに入ってくれない””ぐっとこらえながら話すのもストレスなので最近はあきらめている”というママの意見多数です。どうすれば、言いたいことがパパにきちんと届くのでしょうか? つるの:究極の解決策は、育休を取ることかもしれません
家のことにしっかり関わると、相手の話を「聞こう」と耳を傾けるようになる
耳が痛いですね。僕も、育休を取る前までは“聞かない男”でした(笑)。仕事を終えて家に帰ると、奥さんから“報連相”が続々とあるのですが、育児や家事に対しての温度差があるものだから、何を話されても右から左でした。話って「聞こう」という気持ちが働かないと、ただの音のようで自分の中に入ってこないんですよね。でも、育休を取って家のことにしっかり関わると、日々の大変さや、ささいな出来事が子育てのなかで重要課題につながることがわかる。すると、温度差もなくなり、お互いを思いやれるようになって、相手の話を「聞こう」と耳を傾けるようになるんです。 おざなりに聞かれているなと思うと、きつい口調で早口になったり、けんか腰になったりしてしまうけれど、きちんと聞いてもらえると、話すほうも落ち着いて、やさしく伝えるようになるじゃないですか。本当は、お互い様だったりするんじゃないかなとも思うわけです。理解して共感してくれる大人がそばにいるって、こんなにも心強いものなんだというのが、育休経験を通して実感したことですね。