PFAS検出問題 アメリカ軍岩国基地近くで市が独自検査 問題の遊水地は調査せず
広島ニュースTSS
アメリカ軍岩国基地に隣接する池から国の暫定基準値を超える『有機フッ素化合物』が市民団体の調査で明らかになった問題で、岩国市は4日、独自の検査を実施しました。 4日朝、岩国市環境政策課の職員らを乗せた船は基地に近い今津川とその河口の干潟など4ヶ所で採水を行いました。 この問題は今年10月、市民団体が岩国基地北側の池で採取した水から基準値の3.5倍にあたる1リットルあたり175.6ナノグラムの『有機フッ素化合物』が検出されたものです。 今回、市が調査したのは市民団体の調査とは別の地点で、市民団体は先月、今回の箇所では実態解明に不十分とする要請を行っていました。 【岩国市環境政策課・藤井哲夫課長】 「(市民団体が要請している)遊水池は、飲用に使われていないため、直接、市民への影響が無いということで、今回はやっておりません』 岩国市によりますと調査結果は早ければ年内にも発表出来るとしています。
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