「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！」第9話より

原田泰造が主演を務めるドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第9話が、3月2日(土)に放送される。 【写真】かっこいい！スーツ姿の中島颯太“大地”＆東啓介“円” ■偏見だらけの“おっさん”が古い常識のアップデートに奮闘 同作は、練馬ジムの同名漫画が原作のホームコメディー。「男は男らしくあるべき！」という古い価値観を持つ沖田誠(原田)は、家族からは「堅物」と嫌われ、デリカシーのない言動で会社の部下からも敬遠されている。 そんな偏見だらけの“おっさん”である誠に、二回り以上年下のゲイの友達ができたことで、これまでの古い常識がアップデートされていく。愛する家族のため、そして、周囲の愛すべき仲間たちのため、誠の奮闘劇が始まる。 物語を導くゲイの青年・五十嵐大地役をFANTASTICS・中島颯太が演じる他、誠の息子でアップデートのきっかけとなる一言を誠にぶつける息子・沖田翔役を城桧吏が、デリカシーのない誠に反発する大学生の娘・沖田萌役を大原梓が務める。 また、昭和世代からは、大地の母親・五十嵐美穂子役に松下由樹、堅苦しい夫を半ば諦めていた妻・沖田美香役に富田靖子と演技派二人がそろい、大人の女性目線からも昭和のダメオヤジを叱咤(しった)激励する。 ■「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！」第9話あらすじ 第9話は―― 誠(原田泰造)と本心で向き合えるようになり、野球部の退部を決めた翔(城桧吏)。そんな翔に、野球部の仲間である長谷川(坂上翔麻)が「俺たちから逃げるのか？」と問いかける。翔が何に悩んでいるのかを知りたい長谷川は「野球が嫌なのではなく、俺たちが嫌なんじゃないか？」とストレートに聞く。 一方、萌(大原梓)も悩んでいた。漫画などの二次元の世界には夢中になれるが、現実の人間との関係に冷めてしまう部分がある自分に、「人と関わる才能がない」と痛感してしまったのだ。誠を呼び出し、自分の思いを吐露する萌。しかし、そんな萌に誠が告げた言葉に、萌は勇気をもらう。 そんな中、誠はひょんなことから美香(富田靖子)とデートすることに。美香の推しグループ・RANDOMのコンサートに付き添う誠だったが、夫の自然な姿に美香もまた抱えてきた思いを吐き出す。 沖田家がそれぞれ成長する中、大地(中島颯太)と円(東啓介)にも転機が。さらに、謎の男(相島一之)も登場する。 ――という物語が描かれる。 ■「先輩とこうしていられる時間が一番大事なんです」 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画には、長谷川ら野球部の仲間たちと話す翔の姿が。翔は「自分から見ているところだけで人を判断するのって、僕は嫌だ」とはっきりとした口調で告げていて、画面には「友人とぶつかる覚悟を決めた息子」というテロップも映し出されている。 また、喫茶店で話す萌と誠の姿も。「私は、人と関わる才能がない人間なんだと思う…」という萌の相談に、誠は「萌はいい子だよ？」と優しく告げている。 一方、大地と円のシーンも。街を歩く中、大地は円の手を取り「あの…気を遣うの、やめません？俺には先輩とこうしていられる時間が一番大事なんです」とまっすぐな気持ちを伝えている。 動画の最後には、推し活終わりの美香と美穂子がカフェで話をしている様子が映し出される。美香が「お父さんがあんな風になれたのは、大地くんのおかげ！」と語ると、美穂子は「うちの元夫なんか、一言言ったら100返してくるタイプだったから！」と返答。その直後、しかめっ面をしている謎の男性が映し出され、その正体が気になるシーンとなっている。