肺がん闘病中の山川豊、ステージから検診呼び掛ける「まさかがあるんですよ」
昨年12月に肺がんが見つかった歌手の山川豊が6日、都内で「日本歌手協会 夏まつり 唄まつり」に出席した。 1月に発生した能登半島地震と4月に発生した台湾地震の被災地に向けたチャリティーコンサート。MCを務めていた歌手で自身の甥(おい)でもある木村徹二からの呼び込みで登場した山川は「心配かけました。申し訳ございません」と頭を下げた。客席から励ましの拍手が沸き起こると「こんなに早くステージに立てるとは」とかみ締めた。 同じくMCの合田道人が「ニュース聞いたとき、ショックでしたよ」と漏らすと、山川も「僕もショックですよ」とポツリ。「本当にみんなそうなんですね。『まさか俺が』と。まさかがあるんですよ。だから、本当に皆さん検診行ってください」と呼び掛けていた。 山川は、昨年12月に肺がんであることが判明。治療のため1月から活動を休止していたが、4月に仕事復帰し、治療と並行してステージに立っている。 この日は代表曲「人生苦労坂」を歌唱し、伸びやかな歌声を披露。客席からは「ゆたか~」の声が飛んだ。
報知新聞社