“開幕ローテ当確”巨人・高橋礼 トレードでチャンスつかみ取る 阪神戦へ「真ん中に強いボールで勝負」OP最終戦でも好投
◇プロ野球オープン戦 楽天7-6巨人(24日、東京ドーム) 今季ソフトバンクからトレードで巨人に新加入の高橋礼投手が、オープン戦最終戦に先発。テンポの良い投球で、5回被安打3、1失点と好調ぶりをアピールしました。 【画像】巨人が好守備連発 登板後、高橋投手は「(初回にヒットを)2本打たれましたけど、そこから5回までは修正できたので良かった。今できることで結果をしっかり出すことが求められている。結果を出せて良かったです」と、立ち上がりを反省するも、その後はリカバリーできた投球に一定の評価を下していました。 またこの日のオープン戦では、『9番・投手』として2度の打席も経験。DH(指名打者)のないセ・リーグでの試合に「本当に思っていたより疲れた、気持ち的にも。打席に立っているのは楽しかったですけど、そういうのは全くいらない。気持ちの切り替えの練習になったのは良かった」と、打撃と投球の経験値を積めたことに収穫を感じていました。 リーグ戦での先発ローテーション定着へ「とりあえず第1段階クリアという感じで10月まで、ひたすらいままでやってきたこと、キャンプからやっていることを繰り返して、コツコツやるだけです。マラソンのようにペースを変えずにしっかりやっていきたい」と語りました。 この日の好投に阿部慎之助監督も「ローテーションに入ると思います」と明言。 高橋投手も開幕3戦目阪神戦の登板を見据え「次からは阪神のユニホームのバッターが立ってくる。どういうスイングをしてくる、どういう見逃し方をしてくるというのをよりイメージするために、しっかり映像を見て1週間を過ごしていきたい。厳しいコースを狙ってボールになるくらいだったら、真ん中に強いボールで勝負。第3打席、第4打席と回を重ねても、しっかりできるようになればいいなと思います」と意気込みを語りました。