【MLB】 パドレス、連敗で貯金消滅 メッツのマルティネスに2HR浴びる 有望株メリルの3戦連続弾実らず 松井裕樹は登板なし
【パドレス1-5メッツ】@シティ・フィールド
日本時間6月16日、パドレスとメッツの3連戦の2戦目は、再びメッツに軍配が上がった。メッツは先発のホセ・キンタナが6回1失点と好投。メッツ打線も4回に3点を先制し、さらに7・8回にも1点ずつ追加点を入れた。3番J・D・マルティネスの2本塁打の活躍が光った。メッツブルペンもエラー以外の走者を許さない完璧なリリーフで試合を締め、そのまま5対1で勝利。好投のキンタナに2勝目(5敗)が付き、3.2回2失点に終わったパドレス先発アダム・メイザーに2敗目が付いた。パドレス・松井裕樹には登板機会がなかった。 【動画】メッツ・マルティネスの2本塁打(MLB.comより) メッツは4回、二死からフランシスコ・リンドーアとブランドン・ニモの1・2番コンビが連続二塁打を放って先制。さらに3番J・D・マルティネスが7号2ランを放ち、リードを3対0に広げた。その後、パドレスに1点を返されたが、7回にマルティネスが8号ソロ、8回にはニモがタイムリーを放って5対1とした。先発のキンタナは6回1失点6奪三振2安打2四球と、安定したピッチング。後を受けたデドニエル・ヌニェス、リード・ギャレットもピシャリとパドレス打線を抑え、パドレス相手に連勝を決めた。 本拠地で3連勝してニューヨークに乗り込んだパドレスだったが、勝率が下のメッツ相手に2連敗。下位チーム相手の取りこぼしによって、なかなか波に乗り切れないもどかしい状況が続いている。今日は7番ジャクソン・メリルが3戦連発となる7号ソロを放ったが、打線が沈黙。有望株メイザーはダルビッシュ有らの故障でローテ入りしたが、ここまで8奪三振に対して13四球と、まだ実力不足かもしれない。今日の敗戦で貯金が消えたパドレスは、明日の3連戦最終戦はディラン・シースにスウィープ回避を託す。