【びわこボート イースタンヤング】地元の中島秀治が優出を狙う
びわこボートのイースタンヤングで地元の中島秀治(28=滋賀)が19日、予選ラストとなった7Rで、2コースからコンマ07の鋭発から捲りを決めた。見事に勝負駆けを成功させた。 「早起こしになったし、緊張していましたね」 地元・滋賀支部の顔として、スポーツ紙などの各メディア訪問では“営業マン”として動き回り、今節も強い地元意識を持ちながらのレース。プレッシャーは大きかった。 「自分は奈良に近い京都で育ったので琵琶湖よりも木津川で泳いでいました。琵琶湖と身近になったのはボートレーサーになってから。地元だからとか他場だからとか、あまりないんですけどね」と、いつでも全国24場どこでも一生懸命を旨とする。予選突破を果たしたことで、平常モードに戻れるはずだ。 「普段から一生懸命やっているけど、それ以上に頑張っていたので肩に力が入り過ぎていたと思います」 準優に進出したことで、プレッシャーから解き放たれて身軽になった。20日の準優10Rでは冷静沈着に構える。 ◇中島 秀治(なかじま・しゅうじ)1995年(平7)12月4日生まれの28歳。京都府出身、滋賀支部。2019年5月、びわこで124期生としてデビュー。2021年11月、住之江で初優出。昨年5月、びわこで初V。通算1100戦178勝。1メートル69、血液型AB。