福岡県知事選挙、現職の服部誠太郎氏「今ここで歩みをとめるわけにはいかない」…再選目指し立候補表明
福岡県の服部誠太郎知事(70)は26日、県庁で記者会見を開き、「引き続き、県民の皆さまのために仕事をさせていただきたい」と述べ、任期満了に伴う知事選(来年3月6日告示、同23日投開票)に再選を目指して無所属で立候補すると正式に表明した。同知事選への出馬表明は初めて。 【写真】福岡県庁
服部氏は「今ここで歩みをとめるわけにはいかない。人口減少や自然災害など複雑かつ困難な課題に真っ正面から取り組み、住んで良かったと思える県にしたい」と語った。
服部氏は北九州市出身。県財政課長や福祉労働部長などを歴任し、小川洋・前知事(2021年11月に死去)を約9年半にわたり副知事として支えた。小川氏の病気療養による辞職に伴って行われた2021年4月の前回選で、与野党の推薦を受けて初当選。同県で初めて県職員出身の知事となった。