【写真：Getty Images】

　明治安田J1リーグの2024シーズンは前半戦が終了した。昨季途中より新型コロナウイルスによる制限もなくなり、観客動員は2019年以前に戻りつつある。今回は、J1リーグクラブの今季のホーム観客動員数を集計し、1試合の平均入場者数をランキング形式で順位ごとに紹介する。（データは第19節終了時点）

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13位：北海道コンサドーレ札幌 本拠地：札幌ドーム 収容可能人数：3万8794人 今季平均入場者数：1万4593人 　J1で最下位に低迷する北海道コンサドーレ札幌は、観客数の面でも振るっていない。2023シーズンの1試合平均は1万6086人だったが、今季は1万4593人に減少している。 　昨季のJ1で12位だった札幌は2023シーズン、浦和レッズ戦で3万人超えを達成し、セレッソ大阪戦とサガン鳥栖戦でも観客数2万人超えを記録した。1万人を割ったのは、1万7597人収容可能の札幌厚別公園競技場で開催されたアルビレックス新潟戦のみで、札幌ドームでの試合は全て1万人を超えている。 　しかし、今季は第19節の横浜F・マリノス戦がここまで唯一の2万人超え。ホームゲームは全て札幌ドームでの開催だが、名古屋グランパス戦とジュビロ磐田戦は1万人に届かなかった。リーグ最多失点・最少得点のパフォーマンスでは、ファンの応援に熱が入らないのも無理はないかもしれない。 　札幌は、ここまで獲得した勝ち点11のうち、8ポイントをホームゲームで獲得している。ファンの応援で残留への希望を見出したいところだが、まずはチームがファンを呼び込むようなプレーをすることが大事かもしれない。