70/80年代フランシス・F・コッポラ特集より「ワン・フロム・ザ・ハート」の特別映像公開
巨匠フランシス・F・コッポラが1970~80年代に放った作品群にフォーカスした〈70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 ―終わりなき再編集―〉が、11月29日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、立川シネマシティほか全国で順次開催される。 「ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ ‐4Kレストア版‐ 」撮影スタジオお披露目映像 ラインナップは「ワン・フロム・ザ・ハート」(1982)、「アウトサイダー」(1983/今回上映されるのは2005年発表のコンプリート・ノベル版)、「カンバセーション…盗聴…」(1974)の各4Kレストア版、ならびにコッポラが製作総指揮、ヴィム・ヴェンダースが監督を務めた「ハメット」(1982)で、「ハメット」制作時の模様を収めたヴェンダース監督作「リヴァース・アングル:ニューヨークからの手紙」(1982)も併映される。 このたび、巨額を投じてゾエトロープ・スタジオにセットを仕立てた「ワン・フロム・ザ・ハート」のお披露目会見の映像が到着した。 会見場となったセットで意気揚々と語るコッポラだが、記者からは財政難によるスタジオ経営危機の噂をめぐり質問が飛ぶ。それに不快感を示したのち、コッポラは気を取り直してキャストのハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー、レイニー・カザン、ラウル・ジュリア、テリー・ガー、フレデリック・フォレストを呼び込んでいく──。混乱に見舞われながらも生み出されたコッポラの映画世界を、美しく甦った映像で再発見したい。 提供:JAIHO 配給:グッチーズ・フリースクール