ド軍の元プロスペクトが失った居場所 韓国から“逸材”獲得で漏れた「ビッグネーム」
ド軍、元プロスペクトのカルタヤがDFAに
ドジャースは3日(日本時間4日)、KBO(韓国プロ野球)キウムからポスティングシステムを利用した金慧成(キム・ヘソン)内野手の獲得を発表した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のアンソニー・フランコ記者は「ドジャースは元プロスペクトのディエゴ・カルタヤ捕手にDFA(事実上の戦力外)を通告した。3年契約を結んだキム・ヘソンの為に40人枠を空けるため」と報じている。 【画像】大谷翔平が“粋なメッセージ” 25歳のド軍入りを韓国語&絵文字入りで歓迎 地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者も「ショッキング。ドジャースが元トッププロスペクトのカルタヤをDFAに」と言及するなど、金慧成の獲得で“漏れた”カルタヤについて報じている。 カムラス記者は「カルタヤをDFAにしたことは驚きだった。MLB公式が2023年に発表したプロスペクトランキングでは球団1位だったが、2Aに昇格してから打撃不振に陥っていた。ドジャースの将来を担う捕手として見られていたが、ダルトン・ラッシングがチームのトッププロスペクトに台頭したことで、この球団ではカルタヤの未来はないことがはっきりとした」と説明している。 フランコ記者もカルタヤについて「メジャー経験はないが、DFAで(去就が)宙に浮く大半の選手よりビッグネームだ。ベネズエラ出身(のカルタヤは)、2018年にアマチュア契約した選手のなかで最も才能のある選手の1人だ」と期待していただけに、衝撃は大きかったようだ。 カルタヤは2023年、2Aで93試合に出場して打率.189と打撃が低迷。2024年は2Aで45試合に出場し、打率.236、出塁率.354、長打率.379と大きく成績を向上させたが、6月に3Aに昇格して以降その成績を維持することはできなかったとフランコ記者は言及している。
Full-Count編集部