マイク・タイソン、往年の動きで沸かすもスタミナが…!ジェイク・ポールが判定で勝つ!
日本時間11月16日(土)、アメリカ・テキサス州AT&Tスタジアムで「プロボクシング [ヘビー級2分8回戦]で58歳のマイク・タイソン(米国)と27歳のジェイク・ポール(米国)が対戦した。1R、序盤はイソンは現役時代を彷彿させる圧力をかけて上半身を振って接近し、左ストレートをヒットさせジェイクをぐらつかせるなど会場を沸かすも、4Rからやや失速。手数でジェイク有利も決定打を与えず、判定3-0でジェイクが勝利した。 【動画】タイソンの動き復活!vsジェイクとの殴り合い! 1Rからタイソンは現役時代を彷彿させる圧力をかけて上半身を振って接近、左ストレートをヒットさせジェイクのバランスを崩すと会場は大きく沸く。ジェイクのパワーパンチもしっかりかわすも右フックが一発、こめかみを掠める。 しかし、以降のラウンドはジェイクの打ち終わりを狙うタイソンだが、リーチは13cmジェイクが長く、なかなか届かない。 距離を詰めパンチで攻めていくタイソンだが、3Rにはジェイクの左のジャブを二発被弾し、ややぐらつく。ジェイクが飛び込んでからのボディ、左フックと徐々にペースを掴み始める。3Rを終えたタイソンはやや疲れた表情だ。 4R、手数が落ちたタイソン。ディフェンスに回る。しかしカウンターで強力なパンチを出すタイソンにジェイクはなかなか入れないようだ。 最終の8R、ジェイクは倒しに行ったか大ぶりのフックを連打するとタイソンのフックが襲う。しかし再び連打もタイソンはブロックし試合終了。互いに抱き合い健闘を称え合った。 前半ラウンドはタイソン、中盤、後半は手数でジェイクだろう。スタミナ、パンチの反応はこれも年齢差か。 判定は3-0(72-80、73-79)でジェイク・ポールの勝利となった。